山を車で走らせると,道端に小さな赤い花をたくさんつけた野草が目に入りました。
ミズヒキです。
一つひとつの花は小さいのですが,細長い花穂にとてもたくさんの花をつけるので,ふと目に留まります。
ミズヒキというと,私は赤い花だけかと思っていたのですが,白い花もあったのですね。これまで見ていたのかもしれませんが,気づかずにいました。
調べてみると,白い花はギンミズヒキと呼ばれるようで,シロミズヒキと呼ばないところが日本人の粋なところでしょうか。
上のミズヒキの写真,じつは花の咲き終わりのようです。花は花弁が4枚に分かれ(正しくは花弁ではなく,ガクです)ています。
赤い花の場合は,その4枚の花弁のうち上の3枚は赤く,下の1枚は白いので,それによって上から見ると全体に赤く,下から見ると白っぽく見え,贈り物に付ける「水引」に例えられられたそうです。
なるほどと思いましたが,私はこの赤花(ミズヒキ),白花(ギンミズヒキ)が混じっているのを見て,これこそ「水引」っぽいなと思いました。
さらに,こんな状態のもありました。
赤と白がクロスしているではないですか。
ふむふむ。これはさらに「水引」っぽいぞ。
決して手は加えていません(^o^)
でも,これこそまさに,ザ・「水引」と言えなくはないでしょうか。
ミズヒキの語源,ここに見たり!
違うか(*^^*)
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