私の住んでいるのは,関西でも瀬戸内海に面した町ですが,最近は朝晩少し肌寒くなることが多くなりました。
しかし!
またまた行ってまいりました。ハスラー車中泊。
車中泊をするとき,最も大切なのは場所探しです。車中泊旅行が快適なものになるか否かは,ほぼ宿泊場所で決まります。今回の車中泊を語る前に少し、私なりに考える快適な車中泊について書かせていただきます。ただ,私はまだ車中泊をするようになって1年ほどで,車中泊の達人の方からすると甘いところがあるかもしれませんが,そんな私が安全に,しかも楽しく車中泊をするための自分の心得として今回は書かせていただきます。
以下は,私の考える快適な車中泊のためのポイントです。
1. 外気温が適切であること。
これは車のエンジンを止めることを前提としています。車中泊は,やはり周りへの配慮がなくてはお互いにとって良いことはありません。
でも,エンジンを止めると気温調節はできませんので,必然的に外気温任せとなります。そんな中,快適な気温で眠ることを考えると,真夏ならかなり標高の高いところを選ぶ必要があります。最低でも標高1200mぐらい以上は必要ではないかと思います。
また,秋も深まった季節などには,毛布と寝袋は欠かせません。あくまで快適に眠ることを考えるなら,外気温は最も大切な要素と言えるでしょう。
2. 適度に人はいるが,静かであること。
誰もいない山奥とか廃村のようなところは,静かな夜を過ごすには魅力的かもしれませんが,実際泊まるとなると,まだまだ経験の少ない私には,やはり勇気がいります。逆にそんな静かなところで眠っていて,ちょっとでも物音がしようものなら,その音の正体が気になって眠るどころではありません(*_*)
3. トイレが24時間開いていること
自然の中ならいざ知らず,やはり人のいる場所では特に必要でしょう。
4. できれば近くにお風呂があること。
道の駅などには結構温泉施設が併設されているところがあるので,そんな場所が見つかればそれに越したことはありません。
4つのポイントを挙げましたが,優先順位はこの通りです。
ということで,私が選ぶ場所は,だいたい高速道路のサービスエリアか道の駅になります。あと,穴場とも言えないでしょうが,格安キャンプ場の一区画をお借りするというのもあります。
高知県に釣りに行ったとき、お世話になったキャンプ場は,一晩200円で泊まることができました。そこは,特に区画も設定していないキャンプ場だったので,トイレやシャワーに近い場所に車を止め,一晩を過ごしました。静かで,温水シャワーも100円,星もきれいに見えて最高の車中泊でした。
ただ,キャンプ場にもいろいろあり,オートキャンプ場などはきちんと区画が与えられていて,それなりの料金がかかりますし,オートキャンプ場でなくても2000円~3000円払わなければならないところも多いです。それでは車中泊の意味はありません。車中泊のいちばんの魅力は,あくまでも限りなく無料で宿泊できるところなので,限りなく安いキャンプ場を探さなければなりません。
ところで,先日私が泊まった場所は,道の駅でした。ここでの車中泊は初めてでしたが,上に挙げた4つのポイントをすべて兼ね揃えていました。温泉に浸かり,ゆっくり晩御飯を食べて,朝までぐっすり眠りました。清々しい目覚めの後,近くのコンビニで朝御飯を調達して自然散策へと向かうことができました。
車中泊の方法については,いろいろこだわりのある方もおられると思うので,これはあくまで私の思う快適な車中泊の方法です。ただ私はこれで今までいろいろな場所で車中泊を楽しんできましたので,何かの参考にしていただけたらと思います。
まとめ
快適な車中泊のためのポイント
適度な気温+適度な人+トイレ+お風呂 = 道の駅 or サービスエリア or 格安キャンプ場
そして,これは私が特に大切にしたいことですが,できるだけ誰にも迷惑をかけないこと。少しでも多くの人がこれからも楽しい車中泊を続けていくために,私自身気をつけたいと考えます。
そして,そんな素敵な楽しみを提供してくれる場所や施設に感謝の心をもって車中泊をこれからも楽しみたいと思います。
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